FPコンサルタント不動産株式会社

沖縄市にある「不動産会社」と「行政書士」の会社です。 特に、民泊可能物件のご紹介や民泊の許可申請関係に力をいれております。
初回相談は無料です!よろしくお願いします。
てぃーだブログ › FPコンサルタント不動産株式会社 › ファイナンシャルプラン › ライフスタイル › 不動産 › 損をしない!火災保険の選び方

損をしない!火災保険の選び方

2021年03月30日




先日、物件を案内していたら、街で煙が上がっているのを

案内中のお客様が発見しました。

見ていたらみるみる火の手が大きくなっていきました。

火災が起きた時のダメージは計り知れません。

大切な資産が燃えてしまうことも大変ですがケガや人命にもかかわる大事件です。

そういうリスクは保険で賄うのが一番効率が良いのですが

火災保険に加入している人が意外と少ない感じています。


以前は住宅ローンを組む時に30年一括で加入したりしていたのですが

最近では1年から最長10年ということになっているので

更新せずに無保険となっているケースが増えているのかな?

という感じがします。

火災保険は火事の時の補償と思いがちですが

実は火災以外にもいろんな補償が受けられる


という事を覚えておいて

損をしない火災保険選びというものを考えてみましょう。


火災保険を取り扱っている会社もたくさんあります。

沖縄なら地元の保険会社、大同火災さんだとか

東京海上日動、損保ジャパンなどなどたくさんあります。

更には火災保険とよく似た共済というものもあります

JA共済やコープ共済、国家公務員共済、地方職員共済など

いろいろですが保険と共催はちょっと違います。


保険は全国誰でも入れてその人に会った補償をカスタマイズできたりしますが、

共済は一定の人のための助け合いになります。

国家公務員、地方職員など対象者が限定されていて

一つの契約に組合員が共同で入るようなイメージです。

なので定型的な補償内容になっていてカスタムすることは難しいしですけど

保険料は共済の方が安いことが多いです。


まず保険を選ぶときにこの保険料を基準にしがちですが

これだけで決めるのはやめておいた方が良いです。

実は、火災保険で補償されるのは火災だけではありません。

水災、雪災、風災、落雷、爆発、飛来、動乱、盗難、汚損、破損

など幅広い補償になっています。


沖縄では毎年のように台風がやってきます

ですが風災の補償を申請する人は案外少ないものです。

しかし実はちょっとした被害も補償対象になっているもんです。

風で何かが飛んできてガラスが割れた

物置の壁が凹んだ、看板が外れた、クーラーの室外機が凹んだ、

門扉が風にあおられ歪んでしまった

などなど

意外と申請できるのにやってないケースが多いものです。

保険の補償内容と言うのはどの会社も大差はありません。

しかし水災や風災などは特約となっていることがあるので

しっかり特約を付けておくことは大切です。

あまり補償内容に差はないのですが

差が出てくるのは地震保険と費用保険です。


基本

地震に起因して発生した火災や延焼は火災保険の対象外です。

しかも通常

地震保険の補償額は火災保険の50%!


全焼しても火災保険の半分しか下りないという事になります。

この地震保険が会社によっては特約で100%保証にできるところもあります。

つぎに費用保険ですが、これは

残存物片付け費用・・・火事で燃えた建物の片付け費用等

仮修理費用・・・屋根のブルーシートの費用等

失火見舞費用保険金・・・火事でお隣に被害が出た場合の見舞金

水道管凍結修理費用保険金・・・水道管が凍結して破損した場合の修理費

などなどですね

この部分は保険会社によってバラバラですのでここが比較ポイントになります。


補償の内容も時価と新価とがありますのでここもポイントです。

時価というのはその時点での評価額に応じて補償するというもの

以前はこれが中心でした。時価という事は古い家は古いなりの補償ですよ、

という事です。

これにたいして新価は新しく買ったらいくら?

と言う基準で補償しますいうまでもなく

新価で評価してもらう方が有利です。現在はこっちが主流です。


いろいろ比べて安い契約にしようと思いがちですが

火災保険に関してはこれはナンセンスです。

特に住宅ローンを抱えていたら掛け金よりも

補償内容や補償額を重視するべきです。


ひとたび火事になったらそのダメージは計り知れませんから。


そして一番は保険会社の対応です。

保険会社によってはパンフレットには「あれも、これも、申請できる

と書いてあるのに実際には出してくれない」というのが良くあります。

損保会社は保険金を支払うと会社にとっては損失なので

厳しく審査してなるべく払わないという習性があります。

生命保険ではあまり聞きませんが損害保険の世界ではけっこうあります。

アメリカなんでは保険金を支払わないようにした人が出世する

ということもあるようですが日本においては

損害保険業界がそれに近い体質をしていると言われています。


多少の保険料の高い安いは台風の後に被害があったものを

一回申請すればその差はないものと一緒

またはトータルでは安くなるケースが珍しくありません。

それを助けてくれる会社も登場していますが

別にそういう会社に頼まなくても自分でチェックして申請しても大丈夫です。

台風のあと室外機にダメージがないか?雨戸に凹みはないか?

カーポートは大丈夫か?トタンは無事か?

などをチェックしてダメージがあれば写真を撮って申請です。

物置のへこみも補償してくれますが直さなくても使用に耐えるようで

あればその保険金は貯金してしまっても構わないのです。

なのでその風災や水災などにも手早く応じてくれるかどうか

というのが火災保険選びの一番のポイントかもしれません。

関わった事例の中では

大手の損害保険会社が対応が良いです。

〇〇共済は明かに壊れているのに

「補償対象外です」と一蹴された

という事例を聞いています。

いくら安くても保険金がもらえなければ無意味です。

〇〇共済と言っても全労災は評判が良いようです。

なかには審査人の態度が悪くて申請したときに

「本当に台風ですか?怪しいですね」

というようなことを言われ嫌な思いをして

翌年から保険会社を変えたという人もいました。

その方にすると被害を受けて落ち込んでいるのに

「大変でしたね」の一言もないのか!と憤っていました。


まとめ
火災保険の補償内容は実は各社大差がありません。
選ぶポイントは

①地震保険の100%補償特約があるか?

②費用保険は充実しているか?

③保険金の受取はスムーズか?

この3点がポイントになります。

総じていうと大手損保会社か全労災がおすすめになるかと思います。

損をしない!火災保険の選び方

FPコンサルタント不動産(株)/トキオ行政書士事務所
沖縄市照屋2-22-30 コーポ上原102号
電話098-923-4330 FAX098-923-4331
メール info@fpcf.jp

FPコンサルタント不動産(株)ホームページ
http://fpcf.jp/

過去の放送動画
https://www.youtube.com/channel/UC6os0vvjIiPvtMqwOv6L5RQ/videos

民泊や不動産 相続の法律とお金の知識をメルマガで定期配信しております。
興味をもたれた方は下のフォームからメルマガ登録できます。
ぜひ登録のほうもよろしくお願いします。






トキオの「一族繁栄研究所」
メールアドレス(必須)
Powered by メール配信システム オレンジメール







同じカテゴリー(ファイナンシャルプラン)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。