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禁断の書「金持ち父さん、貧乏父さん」

2021年10月26日



みなさんはロバートキヨサキと言う人の書いた

「金持ち父さん、貧乏父さん」と言う

本のタイトルは聞いたことあるという方も多いと思います。

読んだことある人はどのくらいいるかは分かりませんが

1997年に書かれて以来50ヶ国語以上に訳され

100ヶ国以上で販売され3000万分以上売り上げた大ベストセラーです。

とても良い本だと思いますが今回はあえて

「禁断の書」

としました、この本の内容となぜ禁断の書なのか?

を解説したいと思います。


まず、この本を書いたロバート・キヨサキと言う人物がどんな人なのか?

から入っていきたいと思います。

彼は日系アメリカ人でハイスクール卒業後、ニューヨークの米国商船大学校へ進学。

卒業後に海兵隊に入隊し、ベトナム戦争に出征した。

帰還後、ビジネスの世界に乗り出し、1977年にナイロンとベルクロを使った

サーファー用の財布を考案し会社を設立。

その後いくつか会社を起こしたが1994年に47歳でビジネス界から引退し、

「金持ち父さん(後述)」から学んだ教えを広めるため、

ボードゲーム『キャッシュフロー101』、『キャッシュフロー202』を考案、

1997年に書いた本が大ベストセラーになりました。


1973年頃から小規模な不動産投資を始めて

ハワイで小規模住宅用不動産である程度成功し商業不動産ビジネス、

中規模団地へ移行キヨサキはマンション経営ビジネスに携わり続け、

2011年にはインタビューでマンションを1400棟保有していると述べた。

さらにホテルやゴルフ場も所有しているらしいトランプ前大統領ともお友達のようです。

キヨサキの会社の一つ、リッチ・グローバル LLC が倒産しましたが、

ビジネスの本体はリッチダッド社が持っており痛みは最小限だったようです。


そんなキヨサキが不動産投資の通じて得たノウハウや子供のころ

友人の父親から学んだお金に対する考え方を書いた本が

「金持ち父さん貧乏父さん」です。

金持ち父さんとは友人の父親だったようで、貧乏父さんとは実の父親だったようです。

どんなことが書いてあるかと言うと

金持ち父さんと貧乏父さんの違いについて、お金の流れを使って説明しています。


貧乏父さんは、仕事をして給料が出ると、すぐにお金を使ってしまいます。

そして、その使い方も非常にシンプルで、全てを支出として使ってしまうのです。

その結果、お金がまったく貯まらないばかりか、投資という考えに至ることができません。

つまり資産となるものに対して、お金を使うことができないのです。

一方、金持ち父さんは、資産となるものに対してお金を使います。

資産とは具体的にいえば、金融資産はもちろん、

自分の能力を磨くためにお金を使うことも含まれます。

そのようにしてお金を使えば、将来的にさらに大きなお金が入って、

好循環を生み出すというのが、お金持ちになれる基本的な考えなのです 

本作のなかで、貧乏父さんは持ち家は資産だと言います。

しかし金持ち父さんは、持ち家は負債だと考えます。

彼の教えはシンプルで

資産とは「ポケットにお金を入れてくれるもの」

負債は「ポケットからお金をとっていく


ものだと言うのです。

金持ち父さんは次のように言っています。

負債を資産だという人が多すぎる。

資産と負債、この2つの違いを知ることがとても大事なんだよ。

このように、持ち家は負債だと認識することが

、正しいお金の使い方をするための第一歩となるのです。

金持ち父さんの教えとしてはほかにも

お金のために働くな

お金を自分のために働かせろ

若いうちは学ぶために働け

キチンと確定申告をして税金について学べ

自分のビジネスを持て

ビジネスとは自分がその場にいなくてもポケットにお金を入れてくれるものを言う

もし自分自身が問題なんだと気付けば、

自分のことなら変えられるし、

何かを学んでより賢くなることも出来る。

たいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。

でもよく覚えておくんだ。

他の誰かを変えることよりも、

自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ。

プランは夢に到達するための橋だ。

きみの仕事は、夢を実現するためのプランを立てること。

お金の稼ぎ方には4つのステージがある

サラリーマン

自営業

ビジネスオーナー

投資家

お金持ちになるにはビジネスオーナーや投資家にならないといけない

お金のために働くラットレースから脱出すること

などなどが彼が著書で述べている教えです。

お金持ちなるための自己啓発本というような内容で多くの人にインパクトを与えました。

それがなぜ「禁断の書」なのでしょうか?

実はマルチ商法の会員にとってこの本はバイブル的な本となっているのです。

ビジネスオーナーになろう=マルチに入ろう

お金に働かせよう=マルチに入って権利収入を得よう!

働いても働いても自由になれない従業員や自営業者から、

ビジネスオーナーや投資家になり、時間的・経済的自由を得ましょうとも言っています。

権利収入が発生する資産を築いていくことで、

いくら働いても豊かになれないラットレースから抜け出せるのだそうです。

このように権利収入を得られるという点では、

マルチ商法もビジネスオーナーの中に入るので、

勧誘する際によく使われているようです。

ビジネスオーナーになるためには、

起業したりフランチャイズ契約をしたりといった手段がありますが、

権利収入を得られるようになるまでには、どちらも多くの資金や人並み以上の努力や運が必要です。

しかし、ネットワークビジネス(マルチ商法)の販売員は、

起業やフランチャイズ契約よりもリスクが低いため、

キヨサキ自身が自由になるための第一歩として推奨しています。

マルチのセミナーでも権利収入を得ることがラットレースを抜け出す道だ!

と煽って成功者と言われる人立ちが登場し

「私でも出来た!あなたもできます!」と勧誘します

誘い方としては


30代でセミリタイアしたすごい人のセミナーがある

キヨサキのボードゲーム研究会に参加してみないか?

などと本当の目的を隠して勧誘します。

隠している場合は違法です。

けっしてマルチ=悪徳と言うわけではないと思いますが

成功するのはかなり難しいことも知っておいた方が良いでしょう。

マルチで年収1000万を達成する人はどのくらいいるのでしょうか?


ある有名なネットワークビジネスの1年間の売り上げが925億円あったそうです。

30%が報酬になるという事で925億×0.3=278億円 

当時会員が72万人だったそうなので平均年収は38,611円 

10,000,000÷38,611=259 

259人分の売り上げを独占する必要があります。

720,000人÷259人=2,780人

2780人÷720,000人=0.4%

かなり難しそうですね

ちなみに私たちの社会には

年収1千万以上の人は4%いると言われています。

マルチの世界は相当厳しいことがわかります。

まとめ
「金持ち父さん、貧乏父さん」は不動産投資でお金持ちになるための考え方やノウハウの書かれた良書です。

しかしマルチとの結びつきが強いため

久しぶりの友人が「金持ち父さん貧乏父さん」の話を始めた=マルチの勧誘

という図式が成り立ちますのでこの本の話をすると煙たがられるという「禁断の書」となってしまいました。

誰かに勧誘される前にブックオフで買って自分で読むのがお勧めです。

禁断の書「金持ち父さん、貧乏父さん」

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